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雪がふった朝
ベランダに出てみたら
山に雪があって
「山に囲まれていた」と思っていたのが
山々に囲まれていたことを
はじめて知りました
雪の積もり方で
山の向こうに山があり
そのまた向こうにも山があり
そのまたもっと向こうにも
山々があることを知りました
雪の深いところもあり
うっすらと緑が透けているところもある・・
ああ・・
目の前のあなたの後ろには 親がいて
その親にも また親がいて
30代さかのぼれば
あなたの先祖の数は日本の人口を超え
50代さかのぼれば
世界の人口をはるかにしのぐ
それらの人々のまわりには
兄弟姉妹と 数え切れない友人たちがいて
友人たちにもまた
家族と兄弟姉妹と友人たちがいる・・
なんという とほうもない広がりの中にいることか
そのつながりのひとつが途絶えても
あなたも 私も いまここには存在しえなかった・・
すべてがそうだ・・
食べ物も 花も 器も 生き物も
ひとつの出会いの後ろに
無数の見えないもののいのちがある
すべての一期一会を
「見えるものは 見えないものの一部」として
時空を超えた はるかからの贈りものとして
たいせつに出会っていこう・・
ようやく あなたと出会うとき
わたしは その無限のつながりに思いをはせて
それぞれの時代を 戦い生き延びて
ここまで命をつないでくれた わたしたちの先人たちに
こころからの敬愛を示そう・・
雪化粧の山々を見ながら
ようやくこの時に
再会することになる方たちのことを
しみじみ想った朝でした
自分の心配をよぉく見て
どんな信念がそれを悪いことだと思わせているか
その信念が どこから来ているかをじっと見て
その時の記憶(悲しみや寂しさや怒り)に共感して
両手で自分を抱きしめて
こんなに悲しいのは当然だ
こんなに恨むのは無理もない
この感じをあじわいたかったんだね
でも 本当につらかったね
それなのに がんばってよく生きてきたね と
しっかり抱きしめてあげて
ずっと見守ってくれている宇宙に
これはもうじゅうぶん味わいました と
お返ししたらいいのよね
ハートにうずくまっていた白いハトが
大空に飛び立っていくのを想像して
「さあ 行きなさい♡」と
身振りを付けてやってみたら・・・
かんたんだった・・・
やってみてください
(2017.01.20)