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「雨の日は 雨を愛そう
 風の日は 風を愛そう

 晴れた日は 散歩をしよう
 貧しくば 心に富もう」


十代の頃の 私を支えてくれた
堀口大学先生の この詩

こうであったら しあわせなのに 
こうでなかったら よかったのにと思うことなく

きょうは きょうのお天気を
きょうの体調であじわって

元気なときは 元気なように
そうでもないときは そうでもない私として
きょうを 生きていく・・・

雨の日は 雨を愛し
風の日は 風を愛し
晴れた日も 貧しくても
その時のすべてを受け入れて
流れに逆らわず
感謝を生きることにしよう

闘わない生き方を根付かせてくれたのは
10代に出会った この言葉だったかもしれない










言葉に意味をつけるのは

語る側ではなく

聞く側だよ


一つの言葉を

10人が 10通りに聞く


それは 

どれだけ 自分を好きか

どれだけ 自分をゆるしているか

どれだけ 自信があるかによって



















  どんな夜にも

  必ず朝が来る


  夜明けの前の 

  いちばん暗い時に

  希望をすててはいけないよ











自分が我慢していると

我慢しない人に 我慢ならない


いつだったか、うちの長男が、久しぶりに集まった食卓で、
食後にタバコを吸いだした弟を、いつになく怒った。

「やめろよ!!まだお母さんたちが食事中だろ!!」

ははぁ~、本人はそうとう吸いたいのを我慢していたな~ (-。-)y-゜゜゜

















「仏説父母恩重経」
(原文全巻)http://sketchyoshie.michikusa.jp/bumo.html
(対訳)  https://piicats.net/bumo.html

私は 17歳の時にこのお経本に出会い、
感動して、一夜お借りして、
手放しで泣きながら、障子紙に書き写しました。

4歳になる前に両親と別れた私が、
その時どんな思いでこれを写したのか・・・

そのときはまだ、このような現代語訳はついていませんでしたが、
この原文が、現代語を読む以上に私の心に入ってきたのはよく覚えています。

書き間違えた箇所を切り貼りして、お経本のように折り畳み、
お菓子の箱の厚紙を表紙とした私の初めての写経本が、
いつの間にか手元から消えて、
それから30年後、別れて暮らして67歳で亡くなった母の
お仏壇の中から出てきた時には、
本当に、本当にびっくりしました。

3歳で別れた娘が17歳にして書き写したこの「父母恩重経」を、
母がどんな思いで読んだことか・・・と、
またしみじみと母を想ったことでした。


新学期の4月、保育園や幼稚園や小学校と、
はじめて母の膝を離れて、
はじめは泣きながら、
やがてバイバイと手を振れるようになるまでの
せつなく可愛いこの時期に、

親としての自分と、
子ども時代の自分を見つめた親の思いを想うことも、
すてきなことではないでしょうか。





ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
Copyright © Yumeko All Rights Reserved.


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