あなたの祈りは
あなたが発する前に
すでに叶えられている

あなたは
必要なものは　いつも受けとっているよ

あなたは　ひとつで
あなた以外のものがなく
望み通りにならないものはなく
望むことさえない完全なる有＝無の世界から

あなたは　この世界に
全体でありながら　その一部として
すべてを有しながら　不足を感じ
知りながら　無知をあじわい
平安でありながら　怖れを体験するために
「分離」を遊んでいる

あなたが体験していることは
すでにあなたの生の目的だ

不満や　怒り　
不安や　恐怖
後悔や　嫉妬
痛みや　悲しみ・・・
肉体を持ったその苦しみは
それを了解したあなた自身の大きさに気づかせる

あなたは　肉体ではない
その苦しみを選び取るほどのものだ

あなたは　罰を受ける者ではない
あなたは　全体である者だ

あなたは　すべてをもっている
今必要な分だけ　見えているだけだ

あなたは　すでに許され　祝福されている
そうして生まれて　そうして今そこに在る

あなたは　全体である愛だ
愛として　生まれ　
愛として　生き
愛として　還る　愛そのものだ
人生は　それを再発見する旅なのだよ

だからこそ
あなたがあなたを見つけるために
あなたは　違うあなたをまわりに配した

思うようにいかず　挫折して
孤独や　悲しみの中で
裏切りや　憎しみの中で
病気や　恐怖の中で
あなたがどのようにあなたをみつけ
すべてのキャストがあなたであることや　
すべてが愛で成り立っていることに　
いつ気づくのか・・

壮大なスケールで　
あなたの物語はくりかえされた

それまでの経験や人物が
全体であるあなたの違う一部でありながら
なぜあえて
あなたを苦しめる役柄で登場してくるのかについて思いをはせれば
その人こそが　あなたとの違いを強調し
もっとも早くあなた自身を思い出させてくれる役柄の人だったと
あなたは必ず気づくだろう

あなたは　はじめから終わりまで
ずっと愛に育まれている
愛以外のものには　出会ってこなかったのだよ

そのことがわかれば
あなたの人生は　いつもそのままで
喜びと感謝であふれてくる
愛と至福　永遠の安心のなかに住むのだよ

さらに　つけくわえよう
あなたは　わたしだ
わたしは　ずっとあなたなのだ

唯一の言葉を贈ろう

愛しているよ