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(以前の日記より)

昨日は 55才?でブラジルから帰ってお坊さんになった同級生の奥様の
七回忌にお参りさせていただいてきました

こんなご案内をいただいたからです

「・・・
 とき 平成23年○月25日(日)10時半

 なお ご香料等のお気遣いは 無用に願います。
 平服にて 気軽にお越しいただき 田舎の蕎麦を食べながら
 彼女のことを思い出して頂けたら なによりです。」

何日かして お詫びと訂正というハガキが届きました

「・・・・
 日付が間違っておりました。正しくは○月26日(日)です。
 お詫び方々 訂正させていただきます。

 ときどき このようなことが おきますが
 深く落ち込むことなく やっております。」

力のぬけた彼らしさに思わず笑って 
こちらも力がぬけてメールを出しました

「近頃 白い木綿の服ばかりになったロッカーをながめて 
 ため息をついています。 平服とは如何?」 と

その返しに

「平服とは 白い木綿の服のことです」

その返信が気に入って
お寺の法事に さすがに白いワンピースは遠慮しましたが
やはりほとんどが黒だった中で 
せいいっぱいしきたりや常識には我慢をしていただき
敬愛なる同級生と大好きな奥様に会いに行くのに
私が納得のいく格好を最優先にして服を選びました

思えば 亡くなる数ヶ月前に彼女がブラジルから来られて
私に会いたいと言ってくださったときも 
同じように服を選んだ覚えがあります
見ただけで私がわかるような いちばん私らしい服を・・

今回も やはり私の好きな服を選び
ブラジルから 私の絵を応援して下さっていた彼女に
お香料代わりの額をひとつかかえて伺いました

奥様はいつも 虹色の空を仰いで
額の中でほほえんでいます
私もこんなステキな写真を探しておかなくちゃ!
・・・ないなぁ といつも思います


持参した額は 波の上に「だいじょうぶ」と書いた水墨画だったのですが
添付した紙に 私はこう書いていました

「”だいじょうぶの波”

 ひとは 揺れがあるから
 何度でも気づくことができる

 揺れていいんだよ」


60才を過ぎると 何年会わなくても
言葉以上に伝え合う呼吸のようなものでつながって 
だんだん楽になってきます  

ありがたいことです

若いときに 人生の先に
こんな感謝の時間が待っていることを知っていたら・・・
死を選ぼうとしたりせず 希望をもてたかもしれない・・・

あの時は つらかったけれど
思えば どの人も 
私のシナリオを支えてくれた
かけがえのない登場人物だった

どの出来事も いまの私に導く
必要な体験だった・・・

いま生きていること 
生かされてきたこと

としをかさねること・・・

本当に ありがたいことです

合掌


~人生は 感謝に至る道~
             ゆめこ




ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
Copyright © Yumeko All Rights Reserved.


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