カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 5 | 6 | 9 | ||
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
最新記事
(11/08)
(11/07)
(11/02)
(11/01)
(10/26)
(10/25)
(10/25)
カテゴリー
ブログ内検索
(住職撮影)
静岡県富士宮市に興徳寺という
しだれ桜と彼岸花で有名なお寺があります
京都の清水寺などと並び
日本の花の古寺十選に選ばれています
そこから眺める富士山が
ピカいちだと私は思っています(^v^)
なにしろ 裾野から裾野まで
さえぎるものなく全景が見られるのです
そこのHPの法話に
こんな掲載がありました
「興徳寺 紙上法話」
~今できることを せいいっぱい やりなさい~
http://kotokuji.jp/howa/howa87.html
手の中にあるものを使って
行けるところまで 行きなさい
その先や帰り道の心配はいらない
行けるところまで行ったならば
そこでまた 与えられる
あなたはそうやって
ここまできた
先を怖れて 動かぬならば
手の中のものは 消えるだろう
安心して行けるところまで
行きなさい
あなたは永遠に
「与えられる今」に在るのだから おかざわ ゆめこ
「だいじょうぶのレシピ」より引用
私達は、とかく他人と比べて、「自分にもあんな才能があったらなぁー」と思ったり、「これがないから、できない」などと言い訳します。
ですが、今、私にあるものは何か? を考えてみましょう。
お金はない、学歴もない、才能もないけれど、健康な体、よき仲間、少しばかりの特技と好奇心・・・何でもいい、その持ち合わせたものでとにかく前に踏み出しましょう。
余計な心配はしないこと。
おかざわゆめこさんは、裾野市を拠点に活動しているヒーリングアーテイスト 、絵を描き、詩を書き、はたまた自作自演のCDを製作、展覧会や講演会などで、日本中を忙しく飛び回っています。
このゆめこさん、実は住職の同い年の幼馴染です。幼い頃両親が離婚、興徳寺のすぐ近くの父親の実家に預けられ小学校4年までを過ごしました。
父親が再婚し引き取られたものの虐待~自殺未遂をくりかえし、家出・・・その後結婚して3つ子の母となるも、子供を引き取り離婚・・・
そんな彼女に私がいつも勇気づけられたのは、逆境の中、まさに手の中にあるものを使って明るく生きている姿であり、彼女の口癖「だいじょうぶ」という言葉でした。
後にそれが彼女の深い「信仰心」の裏づけであったということに気づかされたのです。
日蓮聖人、『法華題目鈔』の一説
―――夫仏道に入る根本は信をもて本とす。
(略)
さればさせる解なくとも、南無妙法蓮華経と唱ふるならば悪道をまぬかるべし―――
仏様の道に入ろうとするのに、一番大事なことは信ずるということです。
(例え難解な教えが)理解できなくてもお題目を唱えることによって、守られるのです。
仏さまを信じ、だいじょうぶ、と信じてください。
必要なときに必要なものが与えられ、必要な人に会わせていただけます。
あなたは永遠に「与えられる今」にあるのですから。