誰かが自分と同じものを選ばないと
間違っているのはどちらだろうと悩むのは
あなたの中の　二人の自分との葛藤だよ

あらゆる部分のあなたを　すべてまとめて自分とし
これまでのひとつひとつの選択をよしとして

それは　
母なる地球が　人類の歴史を　
過程として許してきたように

それを体験するために
選択しつづけてきたそのことさえも　愛しく抱きしめて
みんな　みんな　よしよしと信じて待つ愛に　似ている

ああ　大いなるあなたの本質は
愛そのものとして
すべてをいだきまいらせて　

もうすでに　そこに在る
　

いつも初めてのように　見る

そのままを　見る

裁かずに 見る

信じるということさえもなしに 見る



見られているのは 目か？

頭の中か？

溢れそうな心か？



時空のない世界で

出逢っているわたしたち



見つめるだけで　伝わってくるよ


絶対信愛　それしかない世界

あなたが　誰かを許せないと思うとき
あなたは　あなたのどの部分について許していないか
どれほど自分を否定しているかがわかる

あなたが　誰かをうらやましいと思うとき
あなたは　あなたにどれほど期待していて　
そして自分には足りないものがあると信じていることに気づく

あなたが　誰かを好きだと思うとき
あなたが　あなたをどのくらい好きで
どれほどの価値を認めているかを確認する

誰かというのは
違う顔をしたあなただよ

あなたは
あなたにしか　出会っていない

その手につかんでいるものが
正しいか　まちがっているかではなくて

あなたの新しいヴィジョンを
はっきりと　生き生きと思い描き

そこにいるあなたにとって
必要か　必要でないか・・・

いらないものは
手放しなさい

あなたが今　とても幸せで
自分のことが大好きで
きょうにつながるすべてのものに
心から感謝できるなら

かんたんだよ

「もう　いらない
　・・・・・
　ありがとう
　・・・・・
　　ポイ！！」



いらないけれど
今まだ　幸せかどうかわからなくて
感謝なんかできないと思うなら
もう少し　持っているといい

ポイ！したものを
あなたは　またすぐ拾うだろうし

持っていてもいい と許した瞬間
あなたは そのものから解放されている

こちらが正しい
だから　そちらは間違っている　とする知識の争いは
調和　統合に向かう知恵にはなり得ない

あなたの正しさは　その怒りや悲しみごと
すでに認められているよ
わたしは　すべてのひとにそう言っている

そのとき　その角度から見たそれは
みな異なっていて　みな正しい

あらゆる場所から見ている異なった意見が
たくさん集まれば集まるほど
全体像が明瞭で　
しかも細部まで明確になり　
「想定外」という言葉から遠ざかることになる

自分とは異なった意見　異なった見方
異なった方法　異なった方向・・・

違いをぶつけて　力や数で争ったり
あるいは　隠す時は終わった

違いをつきあわせて　明らかにし
補い合い　その力を合わせる時だ

あらゆる力と力と力をプラス（＋）した
調和と豊かさの　ゆるぎない大きな力が　
「協力」という力だ

それは　明らかで　安らかで
まんべんなく満たされてゆく力だ