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きょうは 風が強くて
6階の我が家のベランダは
まるで 風の通り道

洗濯ハンガーは 根元からちぎれて
洗濯物ごと吹っ飛んで
シーツは 竿ごと落っこちていました

なので どこにも出かけずに
机を片づけていたら 
メモがたくさん出てきました

その中に いつか瀬戸龍介さんに送った
いくつかの詩がありました



「ママにうたう子守歌」

1.ねんねんころりよ
  ママのために うたうよ
  大好きだよ ねんころり

    雲の上から ママを見ていたよ
    ママの強さも ママの弱さも
    わかって選んだ だからね
    そのまんまで いいんだよママ 


2.ねんねんころりよ
  ママのために うたうよ
  だいじょうぶ ねんころり

    ママといっしょに ボクは大きくなる
    いっしょに泣いて いっしょに笑って
    こわがらないで だいじょうぶ
    起きることには みんな意味がある 


3.ねんねんころりよ
  ママのために うたうよ
  ゆるしてね ねんころり

    いつかボクが ママを心配させて
    ママの期待に こたえなくても
    それはママの せいじゃない
    大好きなママから 自立するため 


    ママもボクから 自立してもっと
    大きな世界に ふみ出すときさ
    だいすきなママ ありがとう
    ボクを生んでくれて ありがとう 

    いつかボクが おおきくなったら
    ママを抱いて うたってあげる
    ねんねんころり ねんころり
    いちばんすきなひとに うたう歌 

    ねんねんころり ねんころり
    だいすきなママに うたう歌 





2012年の暮が 過ぎて行きます
わたしは今日も 感謝ばかりです



「しあわせ」

いろいろあったけれど
ともかく きょうは
こうして 歩けて
ここまで来れた

ありがたいね

私が笑っていられるのは
悩みがないわけじゃなくて
ただ 悩んでいないだけ

困ることがないんじゃなくて
困っていないだけ

これじゃあイヤだと
思わなくなっただけ

考えてもどうにもならないことは
考えないことに決めた

今 目の前に起きてないことを考えて
妄想して苦しむのはやめにした

いま 生きている「わたし」を感じて
生かされている今日を
せいいっぱい 生ききる!

感謝で生ききる!

いつか そう決めた日があった・・・

悩むのをやめて 外に出れば
わたしには 与えられているものが
あふれるほどあった

太陽の あたたかさ
大地の あたたかさ
ひとの あたたかさ

動物たちの目の あたたかさ
草の芽の いっしょうけんめいさ

息ができることの ありがたさ
食べられることの ありがたさ
目が見えることの ありがたさ

ああ・・・
普通に生きていることの

何もかもが ありがたい・・・

しあわせは
何かを得ることではなくて

すでにこの手に持っているものに 
気づくことなのね

その日から
わたしはずっとしあわせで

毎日が 感謝ばかりです








昔 ローマの王様が
500人の生まれたばかりの赤ん坊を集め
誰も話しかけず 誰も抱き上げず
ただミルクだけ与えていたら
どのように育つかと試したそうだ

半年後 王様は家来にたずねた
「赤ん坊は どうなったか」と

家来は答えた
「今朝 最後の1人が死にました」と・・・

さて・・

あなたの人生は
あなたが生まれただけで 意味があった

あなたは
必ず 誰かの胸に抱きあげられ 乳をもらい
あるいは必ず 誰かの腕に抱かれて ミルクをもらった

あなたは
必ず 誰かに話しかけられ 
必ず 誰かに抱きしめられた

あなたが口に入れた危険なものは
いつも 誰かによってとり出され
いつも 誰かがあなたを 気づかっていた

あなたは
誰かに おむつを取り替えられ
誰かに お風呂で洗われ 

誰かが あなたを着替えさせて
誰かの手にすがって あなたは 
初めての一歩を歩いた

それから ランドセルを背負うまでのあいだに
あなたは 数えきれないほど風邪をひき
熱を出したあなたのそばには
いつも心を配り 寄り添うひとがいた

あなたは
あなたの覚えがないときから
必ず 誰かの手を借り
そして 誰かの愛を引き出してきた

あなたが たくさんの愛を育て
その愛が あなたを育て
そして それがまた あなたの愛を育てた
 
あなたが生まれたことには
大きな意味がある

あなたの人生には
大きな価値がある 









・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

マスクっていいね

知らない人と肩をふれあっていても
目を閉じて マスクの中に呼吸していると
あたたかい息が回って
まるでふとんのなかのよう・・・

・・し・あ・わ・せ・・・


・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ひとはみな
居るべき時間を過ごしたら
何かを理由にして 還る

刹那のときの気持ちが
どうか 感謝でありますように

願わくば みな
そのときを迎える一年が
いや ひと月が
いえ 一日が
感謝に満ちた時間でありますように

世界中の
すべてのいのちが

そのようでありますように 



・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

幣立(へいたて)とは
ポピの言葉で「扉をひらく」ということ

「扉をひらく」とは 
依存を捨てるということ

「依存を捨てる」とは
自立するということ

幣立に行くということは
自立の宣言なり


・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

自立って
お金のことじゃないよ

ひとりの時間を 楽しく過ごせること

自分で自分を 幸せにできること

自分で選べること

選んだ体験に責任をもつこと

誰かによって幸せになったり
誰かのせいで不幸になったりはしないということが
わかっていること

毎日の出来事を
自分の立場で感じつつ
相手の立場からも観ることができる自由自在なズームを持つこと

せいいっぱいな自分や誰かに
エールを送れること









とても感動しましたので
紹介させていただきます


致知2012年12月号特集「大人の幸福論」より
助産師として33年、2600人以上の赤ちゃんの
出産に立ち会ってきた内田美智子さんの言葉

自分の目の前に子どもがいるという状況を
当たり前だと思わないでほしいんです。

自分が子どもを授かったこと、
子どもが「ママ、大好き」と言って
まとわりついてくることは、
奇跡と奇跡が重なり合ってそこに存在するのだと
知ってほしいと思うんですね。

そのことを知らせるために、
私は死産をした一人のお母さんの話をするんです。

そのお母さんは、出産予定日の前日に
胎動がないというので来院されました。

急いでエコーで調べたら、
すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
胎内で亡くなった赤ちゃんは異物に変わります。

早く出さないとお母さんの体に異常が起こってきます。
でも、産んでもなんの喜びもない赤ちゃんを産むのは
大変なことなんです。

普段なら私たち助産師は、陣痛が5時間でも10時間でも、
ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって
「頑張りぃ。元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」
と励ましますが、死産をするお母さんには
かける言葉がありません。

赤ちゃんが元気に生まれてきた時の分娩室は賑やかですが、
死産のときは本当に静かです。
しーんとした中に、お母さんの泣く声だけが響くんですよ。

そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後
「一晩抱っこして寝ていいですか」と言いました。

明日にはお葬式をしないといけない。

せめて今晩一晩だけでも抱っこしていたいというのです。
私たちは「いいですよ」と言って、
赤ちゃんにきれいな服を着せて、
お母さんの部屋に連れていきました。

その日の夜、看護師が様子を見に行くと、
お母さんは月明かりに照らされてベッドの上に座り、
子どもを抱いていました。

「大丈夫ですか」と声をかけると、
「いまね、この子におっぱいあげていたんですよ」と答えました。

よく見ると、お母さんはじわっと零れてくるお乳を指で掬って、
赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。

死産であっても、胎盤が外れた瞬間に
ホルモンの働きでお乳が出始めます。

死産したお母さんの場合、お乳が張らないような薬を
飲ませて止めますが、すぐには止まりません。

そのお母さんも、赤ちゃんを抱いていたら
じわっとお乳が滲んできたので、
それを飲ませようとしていたのです。
飲ませてあげたかったのでしょうね。

死産の子であっても、お母さんにとって
子どもは宝物なんです。
生きている子ならなおさらです。

一晩中泣きやまなかったりすると
「ああ、うるさいな」と思うかもしれませんが、
それこそ母親にとって最高に幸せなことなんですよ。

母親学級でこういう話をすると、
涙を流すお母さんがたくさんいます。

でも、その涙は浄化の涙で、
自分に授かった命を慈しもうという気持ちに変わります。

「そんな辛い思いをしながら子どもを産む人がいるのなら私も頑張ろう」
「お乳を飲ませるのは幸せなことなんだな」
と前向きになって、母性のスイッチが入るんですね。





ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
Copyright © Yumeko All Rights Reserved.


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