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今朝がた
静かな夢を見た
わたしは 娘の目でまわりをみていた
娘も わたしほどに年をとっていた
そこには もう
わたしはいなかった
けれど
娘が見るものすべてに 「わたし」は いた
部屋にも
家具にも
空気の中にも
家のなかにも
家の外の なにもかもに
「わたし」は いた
道路にも
電柱にも
夕陽にも
夕焼けの空にも
見えるものすべてに
「わたし」は いた
「わたし」は
世界のすみずみにまで広がっていて
わたしを想ったとたんに それは感じられた
わたしは娘として
立ちつくして夕陽を見ながら
「わたし」を感じていた
部分としての肉体を離れたら
全体として 「わたし」は
ずうっと ここにいる・・・
長い時間
時が止まったアルバムをめくるように
この世界の景色を見ていた
そのどこにも
「わたし」がやどっていた
見えるもの すべてが
なつかしくて
いとおしかった・・・
わたしは ずっと
「わたし」とともにいた・・・
やすらぎのなかで
目ざめた・・・
大晦日の朝だった