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尊敬する友人が 原文を送ってくださいました

ありがとうございます

原文はやさしいですね~
タイトルからニュアンスがちがっています
少し救われた気持ちがします

自信がないとき
他人の言葉が責められているように聞こえます
言葉に意味をつけているのは
聞いている自分だ と以前書いたことがありますが
まさに 子育てについては
私も自分を責めることばかりでした

だから[子は親の鏡]は
私にとってもキビシイ詩でした
この原文は その痛みを
やわらかなもので手当てされたような感じがします


これから子育てするひとは
「まだ」と思わずに

通りすぎたひとたちは 
「終わった」と思わずに

親も子も
「この世はいいところだ」
「生まれてきてよかった」といえるような
みんなが子育ての環境の一部となって
子どもと親を見守るような教育が必要だと感じます

いま子育てをしている親たちは
まさに私たちが育てた子どもですから
まず 親育てから関わらないと
私の責任は終わらないように
今は思えるからです

私たちは 永遠に
育てられた子どもを生きているのですから
リタイヤした今だからこそ
子として 親として
両方を見守り 何かできることがあるのではないかと
そんなことを考えさせてくれた詩でした



[子は親の鏡]
(以下 送っていただいた原文です)


[Children Learn What They Live]


If children live with criticism, they learn to condemn.

If children live with hostility, they learn to fingt.

If children live with fear, they learn to be apprehensive.

If children live with pity, they learn to feel sorry for themselves.

If children live with ridicule, they learn to feel shy.

If children live with jealousy, they learn to feel envy.

If children live with shame, they learn to feel guilty.

If children live with encouragement, they learn confidence.

If children live with tolerance, they learn patience.

If children live with praise, they learn appreciation.

If children live with acceptance, they learn to love.

If children live with approval, they learn to like themselves.

If children live with recognition, they learn it is good to have a goal.

If children live with sharing, they learn generosity.

If children live with honesty, they learn truthfulness.

If children live with fairness, they learn justice.

If children live with kindness and consideration, they learn respect.

If children live with security, they learn to have faith in themselves and in those about them.

If children live with friendliness, they learn the world is a nice place in which to live.



ひとつの詩をご紹介します

今回の旅の途中 ホテルの新聞で見て
空港の本屋さんで見つけた本

「子どもが育つ魔法の言葉」
 ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス著

その見出しになっている詩の 
最後の行に心がふるえました

ちなみにこの詩の一行一行は
すべて本の中の目次です

子どもはひとりひとり違うので
すべてにはあてはまらないと思うけれど
断定や決めつけと思わずに
「そうなりがち」と受け取って
彼女の体験から得た知恵を
どこかで生かせるかもしれない

もしかしたら 
どれかの一行に怒りを感じたり
責められていると感じたりすることによって
自分を責めている傷に気づくかもしれない

そんなふうに読んでみたら 
さらに有意義なものになるかもしれない d(-^〇^-)

・・・・・・・・・・・・・・

「子は親の鏡」


けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる。

とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる。

不安な気持ちで育てると、子どもも、不安になる。

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる。

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる。

親が他人をうらやんでばかりいると、子どもも人をうらやむようになる。

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。

励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる。

広い心で接すれば、キレる子にはならない。

ほめてあげれば、子どもは明るい子に育つ。

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ。

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる。

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる。

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ。

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る。

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ。

やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ。

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ。

和気あいあいとした家庭で育てば、

子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる。











聞きたい言葉がある

私のこどもたちから

孫たちから

病気の人から

困難な道を歩いてきた あなたから

世界中のひとりひとりから

聞きたい言葉がある

ひとことでいい・・


「生まれてきて よかった」







(昨年12/20に書いて未公開になっていた日記)

広島方面から帰宅しました

ああ 本当に今回も感謝の旅でした

ありがとうございます



旅の途中 ホテルでNHKのテレビを見ていた時
放射性物質について詳しい方がたの発言の中で 
こんな言葉が印象に残りました

「国の基準は8000ベクレルですが
 人間の身体は それぞれ7000ベクレルずつ持ってますから
 ここにいる何人かで もう何万ベクレルも放射しあってますよ」 ( ̄∇ ̄)

基準って?

安全って?

学校とか デパートとか 
駅とか 満員電車とか・・・

家族といても心配?

知らないときは心配しなかったのに
知ったから心配?

心配って?

安全の基準と 安心の基準・・・
 

さあ これから
あらゆる心配の本質も見えてきます






孫のそらの言葉
カタコトだけれど
私は とっても うれしくて 
とっても たいせつに思う

20年位前になるのかな
ブラジルやコロンビアからの人たちと
鉄工所で働いていたことがある
私は17~22時までの
変則勤務のアルバイトだった

彼らは日本語が読めないのに
部品の箱の注意書きは
ずっと日本語だった
だから あたりまえに
製品の不良率が ずっと高かった

日本語が話せないひとも多かったから
病院に行くのにも困り
会社の寮の不便さを訴えることもできず
子供が幼稚園に入れる年齢になっても
申し込めることさえ知らないでいた

彼らの言葉 ポルトガル語 スペイン語はもちろんのこと
中学校からの必須科目だった英語ですらおぼつかない私が
気がついたら 毎週彼らの寮に通って
日本語の勉強会を開きはじめていた

ところが

英語が必須科目ではない彼らとの
そもそものコミニュケーションがとれない

家の絵を見せて「これは家です」とは言えるけれど
「こんにちは」や「おねがいします」を
どう説明したらいい?

一番熱心だったのは 運転免許を取りたい男性と
赤ちゃんが欲しい女性だった

まず 私がポルトガル語を覚える必要があった
それからは 私が学びに寮に通った

途中 会社からは
彼らに日本語を教えないようにと
寮への出入りを禁止されたりしたけれど
彼らの毎週のパーティーや結婚式には
こっそり招待されていて 会話の練習は続いていた


そのうち わたしの家の留守電応対録音は
ポルトガル語になっていた

ある日 会社の部品の箱に
ポルトガル語で注意書きを入れてみた
驚くほど不良がなくなり
そのうち課長が 注意書きの紙を手に
「これは ポルトガル語でどう書くの?」
と聞きに来るようになった

またある日 いちばん彼らと接する係長に
単語を書いたメモを渡した

「ありがとう → オブリガード
 さようなら → チャオ
 ちょっと待ってください → デポイス
 明日またね → アテ アマニャ 」

次の日 みんなが集まってなにやら興奮している・・・
「私が『機械の調子が悪いから見てください』と言ったら
 係長が 『デポイス』と言ったの!!」
「ちょっと待ってね!」と待たされているのに
みんなのこの喜びよう・・・

私はその日の帰りに 
また係長にメモを渡した

「自分の国の言葉で話してもらえた喜びは
 自分たちを受け入れてもらえた喜びです
 彼らはますます あなたのために 
 喜んで働いてくれるでしょう

 本当に ありがとうございます

 さて 次の言葉です・・・」
 
と・・・ しばらくこんなことが続いた

ビザの手続きのための書類や
アパートを借りたい人や 
子供たちの入園手続きや
不妊治療の付き添いまで・・・(*´∀`*)
(その後 二人の赤ちゃんが生まれました~!)

その頃には 昼夜の入れ替えの夜8時になると
毎晩 私の作業机の前に30人以上の列ができるようになり
今から帰る人と これから働くひとが
ひとりひとり私にハグをしてくれるのです

「おつかれさま ゆっくりやすんでね」
「おはよう がんばろうね」
「おやすみなさい あしたまたね」

それが ポルトガル語とスペイン語と
来る人と帰る人と 男性語と女性語・・・
頭の中はグルグル・・・ 
けれど 言葉が通じるうれしさを 
いつもあじあわせてもらった

言葉が通じない不便と不安を
わたしはすこしだけ知り
そして その何倍も
言葉で思いが伝わる喜びを知った


そらが わたしの手を強く下にひっぱりながら
「ちゃん! ここ ちゃん!」と言う
「ここに すわるの?」と聞くと
「うん♪」 

よかったね そら
言葉が通じて うれしいね~



(追伸)

話せる人同士が じっと見つめ合って
心を通わせるのはすてきなことだけれど
話せない人と見つめ合って
こころを通わせ合うことができたら
もっとすてきじゃないかと・・・

話すことができないのは
障害者といわれている人たちばかりではなく
私たちは 生まれたときは みんな 障害者
話すことも 立つことも 食べることもできない
そして 老いていく時もその戻り道

大人は 身振りや 文字や 手話や 目の訴え・・で
伝えることもできるけれど
赤ちゃんは そのどれもできない
どんなときも ただ 泣くだけ 

この不自由さを忘れてしまった大人たちが
赤ちゃんの泣き声に ちゃんと向き合って
話せない人と見つめ合って
こころを通わせ合うことができたら・・

そういえば この間 博多駅で
ママの足にしがみついて訴えている3歳位の女の子の泣き声に
胸が痛くなって いつのまにか私は二人の後をくっついて歩いていた

「おねがい ちょっとだけでも 話をきいてあげて」
と言いたくて 言えなくて 涙が出そうだった

何十年か前の私も 忙しくてこのママと同じだった
いや もっとだったかもしれない・・・ と
子供の気持ちと ママの気持ちを行ったり来たりしながら
たまらなく悲しくなってきた・・・

いま 
そのためには 子育て中のお母さんに まず寄り添って
「待てる子育て」ができる環境づくりをしていくことが
必要だなと つくづく思う今日このごろです






ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
Copyright © Yumeko All Rights Reserved.


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