玄関を開けると・・

三方を山に囲まれて
その一角に　富士山

残る一方は　三島大社から
駿河湾に抜ける道
そして　その先には伊豆大島・・

富士山（コノハナサクヤヒメ）と
三島大社（オオヤマヅミノカミ）と
伊豆大島（役行者エンノギョウジャ・エンノオヅノ）をつなぐ線上に
私は　住まいを恵まれて

毎日この空を眺めることができるのは
なんという幸せなことだろう

そしてまた　こうも思う

私はきっと　ここでなくても
いるところから　こうして毎日　空を眺めて
そこにいる幸せに
感謝していることだろう

などと思いながらの撮影が
幸せでないはずがない・・・

感謝を祈って

近頃は
本を開いても眠くなる

何か考えようと思っても
気がつくと居眠りをしている

だから　とんと
本も読まなくなってしまい
悩むこともできなくなってしまった

しあわせなことだ

花は



足を止める者に



おしみなく



無償の愛をくれる



その深淵さに



ひれ伏すような思いだ



赤ちゃんを見るように



いつまで見ていても



飽きない美しさ



こんな世界にいられることに



感謝です

人間として
いちばんすばらしい生き方は

人間として生きること

人間として
いちばんすばらしい生き方は

人間として生きること

身体があってできることを
思いきり体験して　味わうこと

喜びも　悲しみも　憎しみも　ねたみも
それぞれが　違う味わい

凸も凹も　それぞれ味わい深い形にすぎない
良いも悪いも　
優も劣もなし

見えないものが見えるとか
なにかメッセージが聞こえるとか

超常現象なんてものは
肉体を脱いだら　それがあたりまえの世界

望んで人間に生まれたのだから
感謝して人間をやれば　よろし

肉体を脱ぐ時が来たら
感謝で脱げば　よろし

今は肉体を存分に感じ
肉体があることの至福をあじわう時

そのままで
　
感謝で生きたら　

それでよろし