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~空手世界一となった日本人女性
あまりに美しい演武に拍手が鳴りやまない~
会場のざわめきが
一瞬で消える・・・・
何度見ても
すがすがしく
身が引き締まる思いがします
涙がでます
こういう感動に 心を向けていよう
こちらの動画をごらんください
http://grapee.jp/6334
あまりに美しい演武に拍手が鳴りやまない~
会場のざわめきが
一瞬で消える・・・・
何度見ても
すがすがしく
身が引き締まる思いがします
涙がでます
こういう感動に 心を向けていよう
こちらの動画をごらんください
http://grapee.jp/6334
しばらく会っていない孫たちのことを想ったら
胸がキュンとした
ふしぎなものだ
孫にずうっと恋してる
独占しようと思わない恋は
片想いで じゅうぶんに幸せだ
どこで だれと 何をしていようと
いま幸せでいてくれたら
無条件に わたしも幸せだ
「痛いの痛いの ばあばのとこへ飛んで来い~!」と
病気でも しくじりでも
全部 しょってあげたいほどの 溺愛だ
どんな相手でも
命にかえても守ってあげたいと思うほど 盲目だ
孫というものは
ふしぎなものだ
わたしの中の
女神のような愛や
やまんばのような愛や
闘いさえ拒まない愛をひきだしてくる
好ましいものも そうでないものも
いらないものも みんなさらけだしてくる
孫を想うと
愛があらゆる感情に変わっていくのがよくわかる
あらゆる感情は
愛から始まっているのがよく分かる
わたしたちが あらゆる愛のかたちを
体験しに来ていることがよく分かる
好きだなぁ~ こういうの。
「いわゆる靴下のペアリング問題」
というタイトルからして おもしろい。
靴下だからおもしろいのか、
茂木さんだからおもしろいのか、
いや、
共感する私がおもしろいから
おもしろいのだ (^O^)
茂木 健一郎
2015年7月5日
「いわゆる靴下のペアリング問題」
ライフハック(Life Hack)という言葉があるらしい。ある時私は気づいた。一日2分とか、靴下のペアを探すのに使っている。つまり、洗濯したあと、同じ靴下のペアを探すのが面倒なのだ。そこで、ライフハックを思いついた。ぜんぶ同じにしてしまえば、ペアリングする必要がない!
そこで、ある時、空港のユニクロで、3足1000円か何かの靴下を、2000円分買った。これで、同じ靴下が6足揃うことになる。洗ったあと、洗濯機をのぞいても、ぜんぶ同じ靴下なのだから、ペアリングで迷う必要がない。勝利の方程式! ペアリングで時間を空費することがなくなった。
問題は、ある半減期で靴下がなくなっていくことだ。穴が開いたり、どこかに行ってしまったりして、最初は6ペアあったものが、だんだん5ペア、4ペア・・・と減っていく。そこで、また同じ靴下を買えればいいのだが、ここで問題が生じる。というのも、靴下は、モデルチャンジするからだ。
最初に6足買ったユニクロの靴下は、確かトランプのクローバーみたいなのがついていたが(しかも両側についていた。これは後に重要なポイントになる)、それが半減期数ヶ月? で消えていったので、次の代は、ナガスクジラのひだひだみたいなのが入った青いのにした。やはりユニクロの3足千円である。
しばらく、ナガスクジラのひだひだ青靴下を愛用していたが、やがてそれも半減期で消えていって、最近ピンチになってきた。そこで、ネットで見たら、Hanesの黒いやつがある。これがいいんじゃないかと思った。ぼくは、紳士ではないので、薄手のいかにも紳士用という靴下が、質感的に苦手だ。
ぼくのはく靴下は、中学生がはくような、木綿の、厚手の、いかにも靴下をはいています、というやつでなければならない。Hanesのその靴下ならば、おそらくだいじょうぶだろうと思って、半減期も考慮して、思い切って、9足ぽちっとしてしまった。これでしばらくは安泰! と思いきや!
思わぬトラップが待っていたのだ。開けてみると、思ったとおりの、厚手の綿の質感で、はき心地もよい。大いに満足だったのだが、一つだけ問題があった。Hanesというワンポイントのロゴが、片側にしか入っていないのだ。つまり、右足用は右の外側に、左足用は左の外側に。
ここで、果たして靴下には右用と左用の区別があるのか、という大哲学問題を論じると大変なことになる。確かに、解剖学的には左右非対称である。だから、ちゃんとつくった高級靴下には、左、右の別があるのかもしれない。Hanesの片側ワンポイントは、そのような製品哲学の現れか。
ところが、私のように、とりあえず靴下のペアリングに頭を使いたくない、適当に洗濯機をのぞきこんで、目についた同じやつを二つ掴めばいい、というポリシーの人にとっては、片側にしかワンポイントがない靴下は、悪夢である。毎回、左と右のペアを、照合しなければならないからだ。
ここで、初歩的な確率論を言えば、洗濯機をのぞきこんで適当に二つ取り出したとき、LL、RR, LR、RLとなるから、見事ペアリングできる確率は、0.5。二回に一回は、ペアリング不成立。その際は、さらに靴下を探さなければならない。
さらに言えば、RとLでは、半減期が異なるかもしれない。歩き方に癖があって、右と左では、靴下の壊れ方が違うかもしれない。その結果、例えば、数カ月後には、Rは全部やぶれて、Lしか残っていないという可能性もある。(どっちが先に敗れるか、統計をとってみるという楽しみはあるかもしれない)
あり得る頑強な戦略は、たまたま取り出した靴下がRLか、LRか、RRか、LLかを全く無視して、とにかく手にとったものをそのままはく、ということで、これならば探索もする必要がなく、靴下の摩耗もランダムになるから、偏りがなくなる。しかし、それでは2回に1回はワンポイントが片側に寄る。
あ〜困った! 靴下のペアリング問題を解決したつもりでいたのが、片側にしかワンポイントがない、という思わぬトラップによって、悩みが増えてしまった。今、ぼくは、頭の中で、2回に1回ワンポイントが片側だけになっても全く気にしない感性を育もうと、シミュレーションをしている。
「いわゆる靴下のペアリング問題」
というタイトルからして おもしろい。
靴下だからおもしろいのか、
茂木さんだからおもしろいのか、
いや、
共感する私がおもしろいから
おもしろいのだ (^O^)
茂木 健一郎
2015年7月5日
「いわゆる靴下のペアリング問題」
ライフハック(Life Hack)という言葉があるらしい。ある時私は気づいた。一日2分とか、靴下のペアを探すのに使っている。つまり、洗濯したあと、同じ靴下のペアを探すのが面倒なのだ。そこで、ライフハックを思いついた。ぜんぶ同じにしてしまえば、ペアリングする必要がない!
そこで、ある時、空港のユニクロで、3足1000円か何かの靴下を、2000円分買った。これで、同じ靴下が6足揃うことになる。洗ったあと、洗濯機をのぞいても、ぜんぶ同じ靴下なのだから、ペアリングで迷う必要がない。勝利の方程式! ペアリングで時間を空費することがなくなった。
問題は、ある半減期で靴下がなくなっていくことだ。穴が開いたり、どこかに行ってしまったりして、最初は6ペアあったものが、だんだん5ペア、4ペア・・・と減っていく。そこで、また同じ靴下を買えればいいのだが、ここで問題が生じる。というのも、靴下は、モデルチャンジするからだ。
最初に6足買ったユニクロの靴下は、確かトランプのクローバーみたいなのがついていたが(しかも両側についていた。これは後に重要なポイントになる)、それが半減期数ヶ月? で消えていったので、次の代は、ナガスクジラのひだひだみたいなのが入った青いのにした。やはりユニクロの3足千円である。
しばらく、ナガスクジラのひだひだ青靴下を愛用していたが、やがてそれも半減期で消えていって、最近ピンチになってきた。そこで、ネットで見たら、Hanesの黒いやつがある。これがいいんじゃないかと思った。ぼくは、紳士ではないので、薄手のいかにも紳士用という靴下が、質感的に苦手だ。
ぼくのはく靴下は、中学生がはくような、木綿の、厚手の、いかにも靴下をはいています、というやつでなければならない。Hanesのその靴下ならば、おそらくだいじょうぶだろうと思って、半減期も考慮して、思い切って、9足ぽちっとしてしまった。これでしばらくは安泰! と思いきや!
思わぬトラップが待っていたのだ。開けてみると、思ったとおりの、厚手の綿の質感で、はき心地もよい。大いに満足だったのだが、一つだけ問題があった。Hanesというワンポイントのロゴが、片側にしか入っていないのだ。つまり、右足用は右の外側に、左足用は左の外側に。
ここで、果たして靴下には右用と左用の区別があるのか、という大哲学問題を論じると大変なことになる。確かに、解剖学的には左右非対称である。だから、ちゃんとつくった高級靴下には、左、右の別があるのかもしれない。Hanesの片側ワンポイントは、そのような製品哲学の現れか。
ところが、私のように、とりあえず靴下のペアリングに頭を使いたくない、適当に洗濯機をのぞきこんで、目についた同じやつを二つ掴めばいい、というポリシーの人にとっては、片側にしかワンポイントがない靴下は、悪夢である。毎回、左と右のペアを、照合しなければならないからだ。
ここで、初歩的な確率論を言えば、洗濯機をのぞきこんで適当に二つ取り出したとき、LL、RR, LR、RLとなるから、見事ペアリングできる確率は、0.5。二回に一回は、ペアリング不成立。その際は、さらに靴下を探さなければならない。
さらに言えば、RとLでは、半減期が異なるかもしれない。歩き方に癖があって、右と左では、靴下の壊れ方が違うかもしれない。その結果、例えば、数カ月後には、Rは全部やぶれて、Lしか残っていないという可能性もある。(どっちが先に敗れるか、統計をとってみるという楽しみはあるかもしれない)
あり得る頑強な戦略は、たまたま取り出した靴下がRLか、LRか、RRか、LLかを全く無視して、とにかく手にとったものをそのままはく、ということで、これならば探索もする必要がなく、靴下の摩耗もランダムになるから、偏りがなくなる。しかし、それでは2回に1回はワンポイントが片側に寄る。
あ〜困った! 靴下のペアリング問題を解決したつもりでいたのが、片側にしかワンポイントがない、という思わぬトラップによって、悩みが増えてしまった。今、ぼくは、頭の中で、2回に1回ワンポイントが片側だけになっても全く気にしない感性を育もうと、シミュレーションをしている。