朝　ベッドから
よっこらしょっ！と立ち上がったとき
鏡にうつる自分の姿におどろいた

なにこれ！？
「おばあさん」の着ぐるみ着ている！(*´艸｀*)

すごく良く出来てるね～！
背中や腰の曲がり具合から肉付き　
髪の量がへったぶん　しわがふえて
どこから見ても「おばあさん」・・(*´艸｀*)
すばらしい！！

たしか　ついこの間までは
「おばさん」の着ぐるみだった

その前は　「お姉さん」で　

その前は　「こども」で

その前は　
「赤ちゃん」だったよ


中身は少しも変わりなく
着ぐるみの中で　世界を感じてきた

「こども」の着ぐるみでは　
親や大人たちとの関係で
自分や世界を認識した

「お姉さん」になってからは
集団の中で　認められるためにがんばった

「おばさん」になって
この世界を動かしているおとなとして　
ここにいる自分を感じた


さぁて　ようやく
「おばあさん着ぐるみ」にたどりついた私として

それぞれの着ぐるみ時代を
実に愛しいと思う「おばあさん」として

いま　その着ぐるみの中で
息苦しく感じているあなたに
私にできることは・・・・

「あなたは　着ぐるみではないよ
〚この着ぐるみを着たら
　どんなふうにこの世界を感じられるだろうか〛　と
その着ぐるみを選んだ存在が　あなたです」

そんなふうに伝えることかもしれない

「その着ぐるみで　
どれだけ笑って生きられるかというゲームです」

そんなふうに伝えることかもしれない

「やさしい着ぐるみでの体験は何度もしてきて
今回　難易度の高い着ぐるみに挑戦しているあなたを
尊敬しています」

と　伝えることかもしれない・・・・

それにしても

思いのほか

「おばあさん着ぐるみ」　

わるくないよ　♪