何かを失った瞬間に　

それ以外のすべてを得ている


何かを手放すと
手放したもの以外の
すべてを得ている

何かをつかんでいると
それ以外のものは
すべて失っている

・・・・・・・・

仕事も　恋愛も
失った方に心を向けると
心が折れそうになるけれど

それを失ったために
それ以外の仕事も異性もすべて得ていて

新しく選び　
今までとは違う方向に進む時だ

選ぶということは
もうすでに自分の世界にあるということ

何かをつかんでいることは
それ以外を自分の世界から失っていることでもある

失うものはごくわずかだ
手放した時　それ以外のすべてを手に入れている

どちらに　心を向けているか
それだけのこと

そんなふうに　
今では思えるようになったよ

今は肉体を存分に感じ
肉体があることの至福をあじわう時

そのままで
　
感謝で生きたら　よろし

望んで人間に生まれたのだから
感謝して人間をやれば　よろし

肉体を脱ぐ時が来たら
感謝で脱げば　よろし

とんでもなく不思議な世界に入って
それまでの常識も価値観も視点も
根こそぎ持っていかれて

ある時　

始めから　必要なものはすべて持っていて
足りないものは　ひとつもなく

「無い」という与えられ方で「有る」を知り
完全なる有は無に等しい・・と

有も無も　正も悪も
始まりも終わりも　光も闇も
ひとつであること・・・

この困難な道は　感謝に至る道
すべては　完璧にここにあること・・・

至福の中で　それに気づいて
滂沱の涙で　選択し直した

ちゃんと　しっかり
人間やって還ろう　って


見えないものが見えるとか
メッセージが聞こえるとか

超常現象なんてものは
肉体を脱いだら　
それがあたりまえの世界

見えない　わからない
思い出せない　どうにもならない

これを味わうために
肉体に入った・・・

存分に感情を味わい
また現実化して　また味わい
選択を替えて　また味わい

すべての感情は
愛が変化したものだよ
愛したいか
愛されたいか・・

この現実創造の学びを
よくやってきた　
えらかった

みんな　
うまくいってる・・・

この船の舵は
「感情」と「再選択」だよ

舵は自分が握っている

喜びも　悲しみも　
憎しみも　ねたみも
それぞれが　違う味わい

凸も凹も　
それぞれ味わい深い形にすぎない

良いも悪いも　
優も劣もなし