釈迦は 毎日 貧しい村にばかり托鉢に行くのだった。
だから 夕方になっても その器には、
まだ半分も食べ物が集まらなかった。
弟子たちはみな口々に言った。
「豊かな村に行ってください。
そうすれば すぐに器がいっぱいになります。」
釈迦は言った。
「わかっている。
私は 貧しい人たちに功徳を積ませたいのだよ。」
もらってくれるひとがいてくれるから
ひとは与えることができる
差し出すひとも
受け取ってくれるひとも
おなじ 愛
なぜなら
与えた者は
与えられることが約束されているからだ
すなわち
受け取る者は
与える者でもあるということ
両者は 同じ愛の
違う側面を演じている
http://blog.yumekosan.com/Entry/1583/「与えることも 受け取ることも 同じ愛」