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八百屋さんに行くと
レジの近くに よく
葉っぱが黄色くなったり
しなびている野菜が
50円や 2束100円の値段でおかれている

私はどうもそれを
見なかったことにすることができない

かごの中の 新鮮なほうを戻しにいって
今夜には捨てられてしまうだろう方を
いただいて帰ることになる

しばらく 水か熱めのお湯につけ
戻らなかった葉っぱを落とせば
じゅうぶんに まだ食べられる

大量の ねぎや葉ものは
洗って色々な大きさに切りわけて
袋に小分けして冷凍庫へ

感謝しながら
感謝のエネルギーをいただきます

このお花も
値下げの値下げで 100円!

いとしさも 美しさも
はんぱない

もう1週間も
楽しませてくれている

どんどん花瓶が小さくなって
しまいには試験管のような細いものになり

最後には
ガラスのお皿や ぐい飲みに浮かべたりする

どれほど 私を豊かにしてくれる100円でしょうか









ずいぶん前に いただいた
天使の噴水

ユーカリが丘の お気に入りのお店で見つけて
旅先なので どうしようかとまよったあげく
あきらめてお話会に向かった

帰りに やはり連れて帰ろうとお店に 戻ったところ
もう なかった・・

ところが

帰宅したら なんとそれが家に届いていた❗
本当にうれしかった❗
欲しそうにしていた私を見て
贈ってくださった方がいたのだった

壺から 落ちる水の音に
何年も癒されて…

ある日 とうとう
モーターが止まってしまった

それでも場所をうつさずに
ずっとそこに飾っておいた

半年後 奇跡の復活!

「そろそろどうですか 」と言って
スイッチを入れたら モーターが動いた!

それからしばらく また楽しませてくれたけれど
数ヶ月して
また止まってしまった

けれど それからも
天使はそこでずっとバイオリンをひいてくれていた

それから2年くらい・・

昨日の朝のこと
天使の泉で 何か音がする
スイッチは切れているのに
やっぱり何か音がする・・

試しに スイッチを入れてみたら
何とモーターが回りだした

大喜びでお水を入れた

今日もまだいい音を響かせて
泉から水が流れている

暖かい冬の日差し

ホーリーバジルのお茶の香り

プレゼントばかりです

毎日 感謝ばかりです







ドアのすきまから
「かえるよ」と 合図をくれる

ドアを開けてみれば
今まさに 通過中



通路の行き止まりまで
かけていくと



「いい日だったかい?
また あした」 と

手をふるように
空を染めていく



ありがとう

また 明日ね








お友達からの大根を 
お雑煮でいただこうかと
包んでくれた新聞紙を広げた

おなべに出汁がシュンシュンいっているのに
新聞の見出しに 目がひきつけられた

「わが子よ 憎しみには愛を」
(以下 朝日新聞 11月22日 第一面記事より)

130人が犠牲となった13日のパリ同時多発テロで妻を失いながら、テロリストに向けてフェイスブック上に「憎しみという贈り物はあげない」と手紙をつづったパリ在住のフランス人映画ジャーナリスト、アントワーヌ・レリスさん(34)が20日、朝日新聞の単独取材に応じた。世界中に広がる反響に「私の方が圧倒されている。人々は平和や愛、寛容の中で自由に生きたいという思いを呼び起こされたのだと思う」と語った。

(見出し)【妻失い ネット投稿の男性】
(紙面には、レリスさんの写真の横に、亡くなったテレーヌさんが一人息子のメルビルちゃんを抱っこして微笑んでいる写真が掲載されている)

悲劇から1週間。仏政府は20日、非常事態宣言の3ヶ月延長を決めた。仏空軍は過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するシリア北部を空爆。事件の首謀者とされるアブデルアミド・アバウド容疑者は死亡したが、各国はさらなるテロに対し、厳戒態勢を敷く。

レリスさんは「正直なところ、テレビもラジオもつけず、新聞も読んでいない」と言った。「世界中からのメッセージを、じっくり読んでいる。いいかげんに読むわけにはいかない」

あの夜、パリ中心部のコンサートホール「ルバタクラン」で、妻エレーヌさんを(35)を亡くした。
遺体との対面まで2日かかった。「彼女を暗闇の中に置き去りにしたと思った。拷問のようだった」

《君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる》

テロリストへの言葉は、妻を見つけ出した後、保育所に預けていた1歳5か月の長男メルビルちゃんを自宅に連れて帰る途中、少しずつあふれてきたという。

「憎しみに屈するわけにはいかない」と、自分に宛てて書きはじめた言葉だった。同時に息子への思いもあった。「彼には、世界に目を開いて生きてほしい。世界を、より美しい場所にする一人になってもらいたい」

メルビルちゃんに「お母さんは帰ってこない」と語りかけると、少しだけ泣いたという。「私も一緒に泣いた」。寂しさが募った時は、息子を抱いて2人でエレーヌさんの写真をながめ、好きだった音楽を聴き、ともに涙する。

《私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊より強い》。手紙にはこう書いた。保育所に週4日通い、ミニカーで遊び、公園に出かける。「普通の親と子の、ごく普通の毎日」を取り戻そうとしている。

手紙はフェイスブックで20万回以上共有され、各国から無数のメッセージが届いた。「イスラム教徒からも届いた」という。「テロはイスラム教の産物ではない。問題は宗教の名の下に操られた人々だ。人さえためらいなく殺せる。そんな盲目的な憎しみに、私たちは盲目的な愛でこたえよう」

全てのメッセージに返事を書き、いつか息子と、メッセージをくれた人たちと会う旅に出たいと思う。 (パリ=渡辺志帆)


・・・・・・・・・・・・・・
大根をもったまま 朝から涙・・・

きょうのおつゆは 
煮詰まって少し辛いかもしれない・・


いくつかの言葉が よみがえってきた

凶弾に倒れたときの ガンジーの言葉
「神よ 彼をお許しください。
 彼は無知なだけなのです。」



松本サリン事件で犯人とされた河野義行さんは
当時 奥様はサリンで意識不明
自分もその後遺症に苦しみながら厳しい尋問に耐えているさなか
自分の子どもたちにこう語っている

「お父さんは悪いことはしていないけれど、
 人間は間違ってしまうことがあるから、
 お父さんを刑務所に入れてしまうかもしれない。

 法律もまちがってしまうことがあるから、
 お父さんは死刑になるかもしれない。
 (何人もの方がサリンで亡くなっていたので)
 
 でも、お父さんは最期のボタンを押すおじさんにこう言うよ。
 『君たちは間違ってしまったね。でも僕は許してあげるよ。』って。

 だから、君たちも許してあげなさい。
 人を憎んで生きる人生は、あまりにももったいないよ。」 と


 刑期を終えて出所したオウムの元受刑者たちが
 奥様の見舞いに来ると 子どもたちに
 「彼らはちゃんと罪を償ったよ」と言って一緒に食事をし
 彼らには「君たちも大変だったね」と ねぎらったという
 そして彼らに家の鍵を預けて講演の旅にでかけ
 留守の間に彼らが庭木の剪定などをしている話は あまりにも有名

 彼と話しながら
「イエスのよみがえり」・・キリスト意識の方だなぁ と驚嘆したことでした


本当にそれを止めたいと思うなら
それと同じエネルギーを出さないこと

怒り 憎しみ 差別 分離には
それらを包みこむ愛と 愛と 
 
さらに愛を・・・










朝霧からの富士山



富士宮からの富士山



そして いつも 私が見ている 裾野からの富士山




どこから見ても

みんな そこが表(おもて)だという


自分が動けば

どこにも裏なんかない


自分がどこに立っているかが

わかるだけだ





ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
Copyright © Yumeko All Rights Reserved.


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